グッドデザイン賞にスギの温かみ感じられる椅子が受賞
カテゴリー:地球環境
経済効率を優先した大規模伐採の木材や外材に頼らず、間伐材や小径木といった、家具材として敬遠されてきた
材料を使っている宮城県北部の製材会社。
重油を使わない燻煙(くんえん)乾燥や、木酢液を使った防かび処理など、非効率でも環境と
人の健康に配慮する姿勢に、家具メーカーの社長が感銘を受け、この商品が生まれたのだそうです。
東日本大震災による甚大な被害を被り、その上風評被害にも苦しむ東北の被災地周辺域の
間伐材などの杉を使い、家具を製造することで、自然環境へ貢献するばかりでなく、
豊かな未来を創造するしくみをデザインしています。
<ぬくもり じかに感じて スギの椅子を生産 :中日新聞>
被災地支援ビジネスモデル [東日本大震災被災地周辺域の杉を活用したエコファニチャー事業]:2012グッドデザイン賞