日本政府、タイ北部で複合農業と農作物加工支援
カテゴリー:農業・園芸への利用
日本政府はタイ東北部の複合農業および農作物加工推進計画に349万バーツを無償供与しました。
計画では、複合農業や自然農法に関する研修・視察、苗木増殖場や育苗場、有機肥料生産場の設置、
代替エネルギーとしての木炭やその副産物である木酢液の利用推進などを実施したそうです。
タイでは近年の原油価格の高騰により、代替エネルギーの開発・供給が話題となり、
環境保護の観点からも石油・ガスの代替エネルギーの開発・供給が課題となっています。
そこで、代替エネルギーとしての木炭の使用と、その副産物の木酢液を有効利用しようという
動きが出てきました。
代替エネルギー作物生産拡大により農耕地が拡大すれば、他の産業に移っていった人々が
農業に戻ってくることが可能となり、今日発生している失業問題を軽減する効果があると期待されています。
「日本政府、タイ北部で複合農業と農作物加工支援(newsclip.be)」
「タイの主要農産物別生産、流通、生産支援政策の概要(農林水産省)」(PDFファイル)