「農業・園芸への利用」カテゴリーの記事一覧
地鶏の飼育に使われる木酢液<地養鶏>
カテゴリー:農業・園芸への利用
地鶏とは、国産銘柄鶏のことで、日本の各地でそれぞれのこだわりを持った地鶏生産が行われています。
地鶏は肉質がしっかりしていて、旨みも強く味わい深いので、日本人にとても親しまれています。
日本に数ある地鶏のひとつ、「地養鶏(じようどり)」は、純天然配合飼料「地養素」で
元気に育てられた地鶏です。
この「地養素」の主成分は木酢液です。
全国地養鶏協会のホームページには、木酢液の紹介と、木酢液を使った地鶏の特徴として、
次のようなことを挙げています。
甘み・コクが強くておいしい
脂肪・コレステロールの減少
アルカリ化による体質改善
生臭さの低減
木酢液のチカラでおいしく育った地鶏です。
木酢液で自然派ガーデニング
カテゴリー:農業・園芸への利用
木酢液は古くから土壌改良、堆肥化促進、それに野菜や果物の味の向上や病害虫にも
負けない健康な植物体作りに利用されてきました。
そのような優れた木酢液は、自然派ガーデニングの素敵な味方といえます。
・葉面散布
500~1000倍に薄めて、毎日の水やりにご使用ください。
・土壌改良
除菌には10~20倍に薄めて散布してください。pHが下がりますので、
植え付けは1週間後に行いましょう。
100倍~200倍に薄めて散布すると、土をやわらかくふっくらさせ、水はけを
よくし、土中の有効微生物の増殖をはかります。
散布量は、薄めた状態でいずれも1平方メートル当たりに約1リットル散布します。
・堆肥作り
有機物の水分含量にもよりますが、微生物を元気付け堆肥化を促進する
意味から、200倍で薄めて有機物全体に散布してください。
好気発酵させるために切り替えしといって、有機物に酸素がいきわたるように
1週間に1度程度切り替えしを行ってください(上下をひっくり返す要領)。
・ナメクジに
木酢液は酢酸が主成分のpHの低い資材ですので、ナメクジがきらうようです。
大切な果物や作物のガードマンといえます。
・木酢液の大きな特徴
原液に近いぐらい濃度が高いと除菌作用が高くなるのですが、植物が枯れる
事があるので、濃い木酢液を直接植物にかけないように注意しましょう。
(土壌に濃い木酢液を散布しても1~2週間で元のpH戻ります)
逆に、100倍~1000倍に薄めると、植物にプラスに働きます。
このように濃度により作用が正反対ですので、成分が一定の木酢液を選ぶ事が
重要といえます。
木酢液の農業利用について
カテゴリー:農業・園芸への利用
木酢液は国内で約5000トン生産されています。
そのうち6割以上は農業用木酢液として利用されています。
木酢液は、わたしたちが毎日おいしい農作物を食べるためにとても重要な役割を担っています。
木酢液のメリット、それは、
- ・化学肥料の過剰施肥を抑える
- ・農薬の過剰散布を抑える
- ・抗生物質の過剰投与等による汚染の予防
さらに野菜の品質や収穫量の向上に一役買っているとのこと。
木酢液のおかげで栄養があっておいしい野菜を食べられるのですね。