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森の恵み木酢ライフ

「腐植と農業」カテゴリーの記事一覧

うれしい結果が出たヨ!(2)

カテゴリー:腐植と農業

葉物野菜に限らず、硝酸態チッソは様々な野菜に含まれていますが、何故硝酸態チッソが含まれた野菜はこのまれないのでしょうか?

硝酸態チッソは作物が生育する上で必要なチッソ成分が原因となります。

作物栽培には主要三元素(N、P、K)が必須で特にN(チッソ)は植物の成長に欠かせない栄養素です。

作物は、有機成分のままでは吸収できず、有機物が土壌中の微生物等により分解され無機物質になり初めて栄養として利用できます。

チッソ成分を含むタンパク質やアミノ態チッソは微生物等により分解され、アンモニア態チッソ⇒硝酸態チッソとして植物に吸収されます。吸収された硝酸態チッソは植物体の中で今度は分解される前の形に変化し、植物を成長させます。

肥料としてのチッソの量と植物が吸収して植物成長に資する量が一致すれば過剰な硝酸態チッソが植物体に存在しなく出来るはずですが、それがなかなか難しいのが現状です。

㈱兵庫大地の会の社長は非常に研究熱心な篤農家で、一般的な硝酸態チッソよりも少ない野菜を栽培されております。

何故、硝酸態チッソが多い野菜は良くないのかについては次回にゆずります。

さて、

・・・・・年末の28日にご挨拶に伺いました。

伺ったそのとき、社長が満面の笑みを浮かべ、「濵本さんすごい!硝酸態チッソ900ppmや、糖度も12度、色も青々としこの時期こんなに青々ししかも糖度12度なんてありえない。早速県の職員にも食べてもらい、ブランド化の話に持っていこうと思うんや。」との事。

「えー・・・・・・!それどういうことですか?この前お聞きしたときは硝酸態チッソ2,000ppmとおっしゃってたじゃないですか?」と私。

ニコニコしながら、「試しにいつもの2倍のチッソを入れて栽培したんだけど、それでも通常栽培以下、その後いつも通りのチッソでやったらこの結果になったんや。」

内心「意地悪」と私。社長は、過酷な条件でもOKかどうかを確認されたかったようです。

その後、畑から採ってきていただいたホウレン草をいただきましたが、本当に甘く苦味が全くありませんでした。硝酸態チッソ含量が少ないので腐りにくく日持ちがします。お土産に一束いただいて帰り、無農薬栽培なので自宅で軽く洗ってサラダとしてただきました。

今回の試験で合格をいただき、ブランド化の話までいただき、良い年が越せる事になり、帰路はルンルンでドライブして帰りました。

今年からは、より多くの場面でも試験利用を進めていただく事になりました。

「腐植化促進剤」とは何?聞きなれない資材なので皆さんピンとこないかもわかりませんね。

少しずつこのブログで紹介していきますので、よかったらのぞきにきてください。

“人と自然の調和を形に”のウィン・テックがお届けします。

うれしい結果が出たヨ!(1)

カテゴリー:腐植と農業

昨年9月から、日本一の耕作面積(650ha)を持つ株式会社兵庫大地の会の社長が経営する農場「夢前夢工房」で、ホウレン草の硝酸態チッソ低減栽培実験がスタートしたことをお伝えしましたが、約4ヵ月後の12月下旬に結果がでました。

実験に使用した畑は6年間無耕起・無農薬の畑で、実績のある腐植化促進剤を使っていただくとはいえ、かなり条件的には難しい畑での試験となりました。

私は木酢液の専門家でもあり、腐植化促進剤についてもその実力は十分理解しているのですが、栽培技術に関しては夢前夢工房の社長にはかないません。そこで、腐植化促進剤の使用法のみお伝えし、栽培のプロトコールはお任せしました。

途中、何度か訪問させていただき順調な生育状況を確認させていただき、収穫の結果を心待ちにしておりました。

残念な事に、仕事の関係で収穫時期に訪問できづ、待ちに待った第一報を12月上旬に電話でお聞きしたのですが、硝酸態チッソ濃度は2,000ppm程度との事でした。これでも通常栽培のほうれん草よりは低いのですが、目標値には程遠い状況でがっかりしたのと申し訳ない気持ちで愕然としました。

やはり厳しかったのかな・・・・・?

腐植化促進剤を畑に散布後、こちらが要望した日数を空けずに早めに播種されたのがいけなかったのかな・・・・・?

などなど思い悩みました。

今回はだめでも必ず良い結果は出せるはずなので、再度年明けから仕切りなおしで栽培プロトコールの段階から意見を言わせていただこうと決め、打ち砕かれた気持ちで年末の28日にご挨拶に伺いました。

伺ったそのとき・・・・・・・(次回へ続く)

サーはじまるヨ!夢前夢工房の取り組み♪

カテゴリー:腐植と農業

㈱兵庫大地の会、夢前夢工房での硝酸態窒素低減ホウレン草の栽培実験がスタートしました。



数年間無耕起の畑にはじめて腐植化促進剤を使っていただきますので、標準使用量より多めの原液を水で200倍に希釈し散布していただきました。



その後、土壌全体に腐植化促進剤がまんべんなく行き渡るように耕運機で耕起していただきます。



耕起は土壌全体が均一な大きさの粒になるように丁寧に2回行い、その後表面をならして準備完了です。
2回耕起することで、畑全体の植物生育条件の均一化が図れます。



後は播種し、通常通りの栽培管理を行っていただきます。

(次回へ続く)

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