木炭・木酢液のこれまでとこれから
カテゴリー:生活に役立つ木酢
日本では一昔前までは、暖房や調理などに使用するエネルギー源として木炭が欠かせないものでした。
そののち徐々に石油などの化石資源の利用が増え、木炭の生産量は激減しました。
近年になり、林業の活性化のため木炭の燃料以外での新しい用途開発がすすめられております。
燃料以外の新たな用途として、
・土壌改良用
・水質浄化用
・調湿用
・消臭用
などが挙げられます。
これらの用途は、木炭とともに暮らしてきた歴史の中で経験的に得られたものです。
いままでは小規模に使われてきたこれらの用途が、科学的に裏付けされることによって、
広く普及することが期待されます。
また、木炭の用途開発と同時に、木炭の製炭時の副産物として得られる木酢液の
有用性の研究もすすめられています。
最も期待されるのが、特に利用量の多い農業分野で、農薬としての普及も近いと考えられます。