木酢液とエコロジー
カテゴリー:地球環境
間伐(かんばつ)とは、森林の成長過程で密集化する立木を間引くことを言います。
間伐は豊かな森を育てるために必要不可欠な作用です。
たとえば農業の現場では間引きの作業が欠かせませんね。
間引きとは密植した苗を、少数の苗を残して残りを抜く作業です。
もし間引きを行わなかったら、それぞれの植物はやせ細ってしまい、形も綺麗に育たなくなってしまいますよね。
それと同じように、木が密集して生えた森では根を張ることも難しくなってしまい成長が阻害されてしまいます。
さらに密集した木々に遮られて地面まで日光が当たらないなどして、地面に生える植物や生き物達の成長をも阻害してしまいます。
つまり間伐とは、森を明るく保ち生態系を維持していくために必要な作業です。
間伐で切り倒された木材は様々な形で再利用されています。
そのひとつが木炭であり、その炭焼き時に得られるのが木酢液です。
地球環境を考えた自然リサイクルの中で生まれた地球に優しいエキス、それが木酢液なのです。