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森の恵み木酢ライフ

エッ!簡単に出来るんだ、機能性作物が・・・♪

カテゴリー:腐植と農業

4月から「機能性表示食品制度」がスタートしましたね。

これまで、食品で機能の表示が認められていたのは、国が審査・認可した
トクホと、栄養機能食品のみ。
今回、科学的な根拠を示す論文などを消費者庁に届け出し、
安全性や機能性など一定の条件を満たせば、
事業者の責任で機能を表示できるというもの。

ポイントは、「身体のどの部位にどう作用するか」をはっきり記載できる点と、
トクホ同様に野菜や魚などの生鮮食品にも表示できる点。

効果があると思われる成分が一定量入っていれば良い。
例えば、βークリプトキサンチンを多く含む温州ミカンでは、
「本品はβークリプトキサンチンを含み、骨の健康を保つ食品です。
更年期以上の女性の方に適しています。」
メチル化カテキンを多く含むべにふうき緑茶では、
「本品はメチル化カテキンを含んでいるため、
花粉が気になる方の目や鼻の調子を整えます。」
また、ギャバを多く含むお米では、
「本品はギャバを多く含み、血圧の高い人におすすです。」
のような表示が考えられます。

これらはいずれもその機能性成分の量が測定でき、
その量を担保できることが必要な為、
野菜など栽培時期や栽培条件により
その機能性成分の含有量のばらつきがあるものについては、
今回の制度がすぐに利用できるというわけにはいかないようです。

とはいうものの、より安全・安心で美味しい生鮮食品への消費者ニーズは
今後もますます高くなっていくものと考えられますので、
様々な取り組みが検討されているようです。

中でも、東京デリカフーズ㈱が取り組んでいる野菜の4つの指標。
硝酸態窒素、活性酸素消去能(抗酸化力)、ビタミンC、糖度の4つ。

十数年かけ、全国の野菜2万検体について分析したデータから、
旬の野菜の良さを解明するとともに、
機能性の高い美味しい野菜の傾向を解き明かしました。
(「データが語るおいしい野菜の健康力」(丸善出版)
に詳しく記されていますので、興味のある方は是非一読ください。)
データが語るおいしい野菜の健康力
この貴重なデータから分かったことは、たとえばほうれん草であれば、
硝酸態窒素が少ないと、活性酸素消去能、糖度、ビタミンC含量が
それぞれ高くなる。
小松菜にしても他の野菜にしてもその傾向がはっきり見て取れます。

つまり、ポイントは美味しく機能性の高い(=健康に良い)野菜は、
低硝酸態窒素であるという事です。
同じ野菜でも、旬の時期のほうが、硝酸態窒素が少なく、
美味しく健康に良いことがわかります。
ほうれん草データ(4つの指標)
では、窒素を減らして栽培したらいいのでは・・・・・と思いますよね。
でも窒素は植物の成長には欠かせない三要素(窒素、リン酸、カリウム)。
植物の生育を左右する重要な元素なので、匠の施肥管理が重要となりますし、
安定的に、というわけにもいきません。

でも、特殊な鉄触媒を利用すれば、それほどの匠ではなくとも、
安定的に低硝酸態窒素の安全・安心・美味しい野菜の栽培が可能となります。

神戸商工会議所主催の「“商農工連携”新商品・サービス開発事業に採択され、
その技術を3年前から兵庫県下で広めているところで、
㈱いかりスーパーマーケットの「優菜農場ブランド」として販売されています。

もっと多くの消費者にもお届けすべく、
現在生産者の規模拡大を進めておりますので、応援宜しくお願いします。

☆人と自然の調和を形に☆
WIN・TEC株式会社


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